失敗から学んだ教訓

大学時代、財布を盗まれたことがあります。私は、テニスサークルに所属していました。かなり大人数のサークルで、100名近くが在籍していました。そのテニスサークルでの夏合宿中に、財布がなくなったのです。

人のことを疑うのは嫌ですが、明らかに内部犯行なのです。盗まれたのは、お風呂に入っている時でした。数名で交代でお風呂に行っていたので、部屋が空になることはありませんでした。

だから、私がお風呂に入っている隙に、同じ部屋の人達の目も盗んで、盗ったのです。計画的ではないかもしれませんが、ばれないようにコソコソしていたことには、間違いありません。

私は、そうやって嘘をついたり、人を傷付けるようなことをする人が許せませんでした。正直に名乗り出てくれれば良かったのに、誰も知らないということで、犯人探しが始まりました。合宿の缶詰の状態なので、盗んだ人は財布を持っているはずなのです。

そして、みんなの荷物検査を始めたのです。その矢先、空になった私の財布が、ごみ箱から発見されました。お金もカードも何もかも抜き取られていました。もうこうなってしまっては、犯人は誰なのか分かりません。

一応、警察にも被害届を出しました。私に対する嫌がらせなのか、単にお金が欲しかったのか、今となっても謎です。犯人が分からないままなので、ずっと仲間のことを疑っていました。この問題がスッキリする日は、きっと来ないでしょう。

それ以降、私は財布を肌身離さず、持ち歩くようになりました。